アルミホイール取扱説明書

アルミホイール取扱説明書

商品と一緒にお送りしている「アルミホイール取扱説明書」でございます。


アルミホイールを正しく安全にご使用いただくために必ずお読みください。

この度は当社商品をお買い上げいただき誠にありがとうございます。
お取付、ご使用になる前にこの取扱説明書を必ずお読みになり、必要な時にすぐ見られるように保管してください。

商品が届きましたらすぐに破損、誤送がないかご確認をお願いいたします。万一、へこみや傷などの不良がありましたら、直ちにご連絡ください。商品到着後7日以上経過すると交換等の対応ができなくなる場合があります。

現物の色あいや質感が、カタログ、雑誌広告、Web掲載写真などと多少の違いがある場合がありますが、撮影条件や印刷によるものですのでご了承ください。一部の商品につきましては、改良の為や円相場の変動などにより予告なしにモデル変更、価格変更を行う場合があります。

純正とサイズが異なるタイヤ、ホイールに交換後は、アライメント調整をおすすめいたします。

※ ホイールの取付は、タイヤホイール専門店で専門知識のある方が行ってください。

取付前の確認

●ホイールの形状(取付ナット座)に合ったナットを使用してください。

[テーパー座] [平面座]などがあります。

ナット

●車両側のスタッドボルトと取付に使うナットの径・ネジピッチ・長さなどが合っていることを確認してください。


取付

●社外のホイールとナットを装着する際は、純正工具がご使用できない場合がございます。
別途、薄口ソケットをご用意ください。

●取付ナットの締め付けは、図のように対角線の順番に仮締めを行います。
ナット締め付け順

その後、トルクレンチを使い同じ順番に規定トルクで均等に本締めを行ってください。
(規定トルクは、車両によって異なります。車両販売店、ディーラーにご確認ください。)

締め過ぎても締め付け不足でもスタッドボルト、ナット、ホイールの変形や緩みを引き起し事故の原因となることがあります。

[一般的推奨トルク]
M12 = 9〜12kgf・m (88〜118N・m)
M14 = 16〜18kgf・m (158〜177N・m)

※ホイールの取付にインパクトレンチは絶対に使用しないでください。
( ナットを締め過ぎたり、ホイールに傷をつける原因になります。)

●純正のスペア(応急)ホイールは純正ナットで取付する形状になっています。
社外ホイールに使っているナットは使えない場合があります。パンクなどの緊急時のために純正ナットは車での保管をおすすめします。


取付後の確認

●ホイールを取付後、100km程走行されましたら、ナットの増し締めをトルクレンチを使って行ってください。


空気圧の確認

●空気圧の点検は、走行前などのタイヤが冷えている時に行ってください。走行後は熱で空気圧が高くなりますので正確に計ることができません。

●発送時、タイヤ付セット品の空気圧は高めに設定してあります。
100km程走行後に乗り心地が硬く感じられるようでしたら若干下げられても結構です。

●空気圧の点検は、月1回以上行ってください。
空気圧不足はタイヤ、ホイールを傷める原因になります。また、パンク、バーストなど大事故に繋がる恐れがあります。


日常の手入れ・保管

●洗浄は傷のつきにくいスポンジやタオルなどで水洗いをしてください。

水洗いで汚れを除去出来ない場合は、ホイールに悪影響を与えない中性洗剤やカーボディー専用洗剤をご使用ください。 (市販の洗剤の中には変色やシミ、ムラと原因となる成分のものがありますので説明書をよくお読みください。)

●洗車機を使った洗車は、ホイールに傷をつけることがありますので、手作業での洗浄をおすすめします。

●鉄粉を含んだブレーキダスト、凍結防止剤、融雪剤、塩分などは、アルミホイールの塗装(特にクロームメッキ)の腐食や変質の原因となります。 ホイールの腐食を避けるためには、凍結防止剤、融雪剤をまいた道路、雪道、湾岸付近、未舗装道路などを走行後は、水洗いを十分におこない、 水分を拭き取り乾燥させることが重要です。

特にインチアップサイズは、タイヤとホイールの重量が増している場合が多く、ブレーキへの負担が大きくなります。 ブレーキの鉄粉の出る量も増えますので、洗浄を頻繁におこない入念なお手入れが必要となります。

●タイヤ、ホイールの保管はきれいに洗浄後に十分乾燥させてから、直射日光、雨、水分、油類、高温多湿を避けて保管してください。

クロームメッキのお手入れについて

ホイールの規格について

アメリカと日本ではホイールの規格が異なります。 ホイールの強度などをクリアしている証明として、アメリカでは「DOT・DOT-T」、日本では「JWL・JWL-T」とホイールの裏側に刻印されます。

殆どの場合アメリカの「DOT・DOT-T」の規格で車検をクリアしておりますが、陸運局や検査官の認識の違いにより「JWL・JWL-T」の刻印が無いと指摘されるケースがございまので 事前にご担当者様ご確認ください。